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引越し料金の手付金とは?

引越しにはさまざまなコストが発生します。たとえば、引越し前に引越し料金の一部を支払う「手付金」。では引越しの「手付金」は、どのように使われるのでしょうか。
そして「引越しキャンセル時の手付金」はどうなるのか。お引越しの手付金について、内容が事前に分かっていれば安心ですね。

引越しの手付金

「引越しの手付金(てつけきん)」とは、引越し契約を結ぶ時に前金として支払うものです。「これで引越し契約が開始になります」という意味で引越し業者にお金を預けることで、支払った手付金は引越し料金に充当されます。
つまり前払いはするものの引越し料金から差し引かれるので、お客さまが損をするわけではありません。ちなみに手付金とよく似た言葉が「申込金」。
「申込金」の場合は契約が結ばれる前の、申し込みの段階で支払います。こちらも基本的に引越し料金に充てられますが、契約前の支払いであるため、不安になるかもしれません。
念のため引越し業者に「手付金なのか、申込金なのか」を、確認するといいでしょう。

引越しのキャンセルと手付金

もし引越しの契約が済んだあと、依頼人都合で引越しを直前キャンセルすることになったら、手付金はどうなるのでしょうか。引越し業者それぞれで対応が異なりますが、あまりにも直近でのキャンセルだと「違約金」が発生する事があり、手付金が違約金に充てられる場合もあります。
もちろん違約金が発生する前に引越しをキャンセルすれば、手付金は返金されます。違約金の発生タイミングは業者によってまちまちです。たとえば引越し前日に依頼人都合で引越しをキャンセルする場合は、違約金が発生する可能性が高いでしょう。
この場合、手付金が違約金となり、差額が発生すれば返金または追加請求されることになります。

料金表などで手付金の金額を確認

手付金の金額も、引越し業者によって違います。一般的に手付金の額は料金表などに明記されていますので、見積もりを取る段階でチェックしましょう。
同時に、違約金が発生するタイミングも確認すれば安心。万が一キャンセルする場合は、違約金発生前に引越し業者に連絡すればOKです。